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Project3 藻類バイオマスエネルギーの実用化

Project3 藻類バイオマスエネルギーの実用化
石油代替燃料として期待される藻類バイオマスの実用化に向けて、耕作放棄地を活用し、平成27年度までに屋外大量培養技術の確立を図り、世界的エネルギー問題の解決に資するとともに、藻類産業の創出を図る。
福島第一原発の事故によりエネルギー政策の見直しが不可避になっており、再生エネルギーの拡大は喫緊の課題です。

藻類を原料として生産される藻類バイオ燃料は生産効率が高く、穀物などの植物を原料とした場合、1ha当たりの年間の潜在的燃料生産量は、トウモロコシが0.2t、パーム油が6.1tに対し、微細藻類である「ボトリオコッカス」は118tと非常に高い数字です。
「オーランチオキトリウム」は、「ボトリオコッカス」と比較してオイルの含有量は3分の1であるのに対し、増殖スピードが36倍あり、12倍の生産効率があります。
これらのバイオ燃料は、日本のエネルギー自給率を改善し、地球温暖化問題の解決にも大きく貢献します。

藻類バイオマスは、次世代エネルギーとして世界が注目しています。
その実用化のためには、屋外での大量培養生産に向けた技術の確立が急務となります。
筑波大学が発見した世界最高のオイル生産能力を有する藻類を活用し、H27年度までに技術的課題の解決を図り、エネルギー問題の解決に貢献するとともに藻類産業の創出を目指しています。

取組内容
プロジェクト紹介動画

主なプロジェクト参加機関

筑波大学/関係企業/つくば市/茨城県

>藻類バイオマス・エネルギーシステム研究拠点 渡邉信・彼谷邦光研究室

パンフレット

より詳しい情報はこちらをご参照ください。画像クリックで表示します。
【藻類バイオマスエネルギーの実用化 リーフレット(PDF)】

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※英語版 / English

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