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Project8 戦略的都市鉱山リサイクルシステムの開発実用化

戦略的都市鉱山リサイクルシステムの開発実用化

廃小型家電に含まれるレアメタルなど、金属の循環利用を進めるため、低コストで高効率なリサイクルを可能にする世界初の自動・自律型リサイクルプラントの実用化に向けた装置を開発する。

はじめに

使用済の家電製品には多くの有用な金属が含まれていることから、天然の鉱山と対比して「都市鉱山」と呼ばれています。しかしながら、「都市鉱山」からリサイクルされているのは、鉄やアルミ、銅、金など一部の金属のみであり、レアメタルなどの金属は道路の下地材として利用されるなど、有効な資源循環が実現していないのが現状です。これらの金属を循環利用するには、リサイクルコストを低減しつつ、廃製品から回収される金属を高純度化する技術の確立が必要となります。
このプロジェクトでは、高効率で低コストなリサイクルを可能にする革新的な基盤技術の開発により、産総研SUREが提唱する「戦略的都市鉱山思想」に基づいた循環型社会の実現を目指します。

取組内容

革新的なリサイクル技術の開発

自動・自律型リサイクルプラント(プラント無人化)

廃製品自動選別技術の開発
廃製品の種類を自動認識し、製品選別、筐体破壊、モジュール選別を無人化する。
廃部品自動選別技術の開発*
各種バルク選別技術を自動的に最適選択・制御し、製錬原料として最適化する工程を無人化する。

*NEDOプロジェクト「資源循環システム高度化促進事業」の一部として実施。

主なプロジェクト参画機関


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