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Project9 バイオ・マテリアル植物生産

バイオ・マテリアル植物生産
糖尿病や高血圧性疾患などの生活習慣病をはじめとした疾病の効果的な予防と健康管理による健康長寿社会の実現に資するため,ヒトの疾病予防・健康増進に資する有用物質(ミラクリン※など)を,トマトなど容易に栽培できる植物を利用して生産するシステムの開発・事業化を目指す。
※ 西アフリカ原産「ミラクルフルーツ」に含まれる,酸味を甘味に感じさせる味覚修飾作用を持つタンパク質。

「酸味を甘味に感じさせる」タンパク質ミラクリンは、極微量で味覚修飾作用効果があり、効果の持続時間も長いため摂取カロリーはほぼゼロの甘味剤として、生活習慣病やその予防効果が期待されている。しかし、唯一ミラクリンを含む植物であるミラクルフルーツは大量安定生産が困難な植物であり、価格も高騰していた。そのため、食品業界で興味を示す会社は多いものの商品開発も進まないといった現状があった。
このような背景の中、我々は、ミラクルフルーツのミラクリン遺伝子をトマトに導入し、ミラクリンを生産するミラクリントマトの作出に成功した。現在は、ミラクリントマトの商品化に向け、国内産初の遺伝子組換え食品としての認可申請を行っている。

 

ミラクリンとは?

 

ミラクリン産生トマト(ミラクリントマト)の開発に成功

 

これまでの実績として、ミラクリントマトからミラクリンを精製する技術をラボスケールで確立しているが、今後は特区のプロジェクトの中で段階的にスケールアップし、実証スケールでのミラクリン高収率精製方法の開発を進める。第1弾としてはミラクリントマトパウダーとしての販売を計画しているが、精製品を商業レベルで供給できるようにすることで、関連商品の開発の幅を広げ、市場性・付加価値の増大を目指す。
また、既存のミラクリントマトよりもミラクリンを高含有するミラクリン高蓄積トマトの開発を進め、商品化のための系統選抜等を進める。より高蓄積の系統を作出することでミラクリン生産の効率化を進め、流通量の増加、コスト削減につなげていく。


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